TOEFLの内容
TOEFLは、 世界中で毎年約80万人が受験している、英語運用能力テストのリーダー的存在で、アカデミックな英語によるコミュニケーション能力を測定する、より実践的なテストとして常に注目を集めています。
現在、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアなど世界の大学等5,000校以上が、英語を母国語としない入学申請者に対してTOEFLテストスコアの提出を要求しているのに加え、各種の政府機関、奨学金プログラムなどでもTOEFLテストスコアを利用しているほか、日本国内でも学内単位認定や、入試優遇、海外派遣選考の目安としてなど新しい方面での利用も増えてきています。
TOEFL |
資格の種類 |
民間資格 |
概要 |
TOEFLには3種類のテスト方法があります。
【次世代(インターネット版)TOEFLテスト(TOEFL iBT)】 2005年9月の米国での導入より、全世界で段階的に実施されている新形式のTOEFLテスト。日本では2006年5月に特定の地域から開始予定でしたが、現時点において実施場所および実施日は発表されていません。全世界のTOEFLテストは徐々にこのTOEFL iBTのフォーマットに統一されていく方向です。
●特徴 ・ スピーキングセクションが加わり、4技能(読む・聞く・話す・書く)を測定 ・ 全セクションでメモ(Note-taking)が可能 ・ 4技能を複合的に測定する問題形式(Integrated Task)の追加
●構成 ・ Reading(60-100分) ・ Listening(60-90分) ・ Speaking(20分) ・ Writing(50分)
【コンピュータ版TOEFLテスト(TOEFL CBT)】 日本では2000年10月に開始され、現在は東京・横浜・大阪で実施されています。
●特徴 ・ 割り当てられたコンピュータでの受験 ・ ListeningとStructureセクションでは、コンピュータが受験者の解答状況によって能力を判断し、次に出題される問題の難易度を選択するComputer-Adaptive Testing形式を採用 ・ Writingセクションを除いたスコアの幅をテスト後すぐに確認できる
●構成 ・ Listening(40-60分) ・ Structure(15-20分) ・ Reading(70-90分) ・ Writing(30分)
【ペーパー版TOEFLテスト(TOEFL PBT)】 TOEFLテスト開発当初からの形式であり、現在でも日本の特定の地域で実施されています。
●特徴 ・ 教室で行なわれる筆記試験 ・ マークシートによる解答(TWEは除く)
●構成 ・ Writing[TWE](30分) ・ Listening Comprehension ・ Structure / Written Expression ・ Reading Comprehension |
取得方法 |
受験 |
受験資格 |
特になし。誰でも受験可能 |
受験料 |
140米ドル |
問合せ先 |
国際教育協議会 TOEFL 事業部 〒150-8355 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山 TEL:03-5467-5489 URL: [公式サイト]http://www.ets.org/toefl/
[CIEE WEBサイト]http://www.cieej.or.jp/ |
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